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オールド・ボーイと呼ぶこと自体おこがましいこの映画は絶対に見ないでください

Posted by arnoldkillshot on 02.2014 映画タイトル:あ行 0 comments 0 trackback
『オールド・ボーイ(原題:Old Boy)』
監督:スパイク・リー
出演:ジョシュ・ブローリン、シャールト・コプリー、エリザベス・オルセン、サミュエル・L・ジャクソン 他

(予告:こんなゴミの宣伝なんかしない)

あらすじ:書くのも嫌なのでAllcinemaより引用
1993年10月。泥酔したジョー・デュセットが目を覚ますと、見知らぬ部屋に監禁されていた。何者かが監視しているその部屋では、食事が与えられ、テレビでニュースを見ることも出来た。そのニュースで彼は、妻が殺害され、自分が容疑者にされていること、幼い娘ミナが養子に出されていることを知る。やがて20年の歳月が流れ、彼は何の前触れもなく解放された。自分は、なぜ20年も監禁され、突然解放されたのか。理不尽な仕打ちに対する激しい怒りが、ジョーを凄絶な復讐へと駆り立てていくが…。
感想:
韓国の天才パク・チャヌクの大傑作をスパイク・リーが劣化リメイク。オリジナルを見たことがある人は、あまりのひどさに腹が立つので絶対に見てはいけません。まだオリジナルを見ていないから手軽なハリウッド版から入ろうと思ってた人も、絶対に見てはいけません。オリジナルを見ないと後悔します。それでもスパイク・リーが好きだったり、どんなに良くてもアジア映画見るのめんどくさい、という人は、見なくてもいいようにこの映画がいかにゴミであるか書きますので、やっぱり見てはいけません

大筋はオリジナルの韓国版『オールド・ボーイ』と同じ。ですが監禁時間が15年から20年に(無意味に)延びてたり、敵の側近が男からやたら痛いファッションをした女に(無意味に)変わっている程度です。この時点で見る必要がないことは明白なのですが、同じ話をなぞっているのにリメイク版は圧倒的にテンポが悪い。オリジナルは畳み掛けるようなテンポの速さで15年という年月を描ききり、観客をグイグイ引き込んでいくのですが、15年の歳月と言えどこれは本筋の序章にすぎないということをスパイク・リーは理解できていなかったようです。そんな感じで、リメイクの方が尺は短いのに体感時間ははるかに長く感じられます。筋書きも同じなら見所もそのままパクってきただけ。監禁部屋に突入~1対多数の乱闘シーンは本当にそのままなので、想像力のなさに呆れます。

そう、決定的なのは想像力の感性の貧困さ。たぶんこのスパイク・リーというボンクラはオリジナルの『オールド・ボーイ』の魅力を単なる暴力や異常性と履き違えているんです(オワコンの社会派映画監督(笑)が考えそうなことだ)。パク・チャヌクが描いたのは単なる暴力ではなく、暴力とは無縁だった普通の人間を壮絶な復讐に駆り立て、人生を破壊してしまうほどのすさまじい情念です。オリジナルでは、単なる酔っぱらいの小市民のおっさんが、監禁によって人生を奪われ怪物になってしまうのですが、リメイクの主人公ジョーは監禁される前から酒浸りで粗野な男(酔っ払いと酒浸りの差は大きい)。しかも躊躇なく殺すくせに、父性愛を前面に出して改心したヒーローのように描かれています。でも100歩譲って、そこまではまだ「しょうがねぇな~」と笑って済ませられた。しかし、この物語の最大の肝である犯人の動機が単なる倒錯した変態的なものに改悪されていて愕然としました。この監督はオリジナルで最高の泣き所である犯人の回想シーンを見て、犯人が単なるXXXXの変態としか思えなかったのか?そんな奴にメガホンを取らせたのか?と思うとはらわたが煮えくり返ります。

まあ文化の違いもあるのでしょう。怨み、情念というアジア特有の感情は欧米人には理解できないし、キリスト教圏ではオリジナルのタブーをどうしても許容できないのかもしれません。だがスパイク・リー、お前はとりあえずパク・チャヌクに土下座しろ。キャストはよかったんだけどなあ。スパイク・リーはつまらないと最初から思ってたんですが、ジョシュ・ブローリンとシャールト・コプリーが好きなので観たら、ひどい茶番を演じさせられていて可哀想なくらいでした。アクションを頑張るジョシュ・ブローリンとエリザベス・オルセンのもちもちボディとシャールト・コプリーのケツが見たい人だけDVD借りればいいんじゃないんでしょうか、巨大なボカシにイラつかない心の広い人であれば。あと冒頭の監禁される前のシーンでこっそりシャールト・コプリー演じる犯人の姿が映っているんですけど、あれって2回目見た時に気付いて伏線の巧さ(笑)を見せつけようとしたんですかね。シャールトさんってものすごいアニメ声なのでバレバレなんですけど(訛りも独特だし)。

以上で『劣化リメイクすぎてオールド・ボーイとすら呼びたくない何か』のレビューを終えます。
ここまで止めてもまだこっちが見たいという人は、このゴミ映画が全編通しても超えられない韓国オリジナルの冒頭1分を見て、オリジナルを見ることにしてください。一度見てしまうともう始まる前の“パク・チャヌク・フィルム”の文字だけで泣けるようになるよ。
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