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Brian Jonestown Massacre-Fuck You For Fucking Me

Posted by arnoldkillshot on 31.2012 洋楽歌詞和訳 0 comments 0 trackback
Brian Jonestown Massacre-Fuck You For Fucking Me

i`ve got the message your out of your own head
君の伝えたいこと 頭の中から感じ取ったよ

i`ve tried my hardest to say this to you
このことを言うために 死ぬほど頑張ったんだ

it makes no differance these words that
そんな言葉には何の意味もなかったけど

we`ve bolth said
だって散々言ってきたことなんだから


that go in your ears
それは君の耳から伝わって

and they come out tears
涙となって出てくる

it dissapoints me that it takes such a long time
こんなに時間がかかるなんて 悲しいな


i kicked the door down
俺はドアを蹴飛ばし

i ran into your place
君の家に逃げ込む

i dove inside her
彼女の中に飛び込んでも

i`m driven to you
たどりつくのは君のもと

i`m breathing fire
俺の息は炎のよう

and screaming in your face
君の顔めがけて吐き出すんだ

i tried my hardest
死ぬ気で頑張った

means nothing to you
だけど君にとっちゃ何でもない


it goes in your ears
それは君の耳から入って

and it comes out some place else
どこかに消えてしまう

it makes no difference your in love with your own face
君の大好きなその顔も どうだっていいんだ


it goes in your ears
それは君の耳から伝わって

and it comes out tears
涙となって出てくる

and dissapoints me that it takes up all my time
こんなに時間がかかるなんてがっかりだよ

it goes in your ear
それは君の耳から伝わって

and comes out tears
涙となって出てくる

it dissapoints me that it takes such a long time
こんなに時間がかかるなんて 悲しいな

goodbye
じゃあな


こちらはファンメイドのビデオ。ジェーン・バーキンの『太陽が知っている』のワンシーンをループしただけなのに、なぜか味があって切ないです。

(翻訳元の歌詞はこちら

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『ジャックとジル(原題:Jack And Jill)』

Posted by arnoldkillshot on 26.2012 映画タイトル:さ行 0 comments 0 trackback
アダム・サンドラーの知名度が日本ではほとんどないうえに、アメリカでは酷評され、散々な扱いの『ジャックとジル』……アダムファンには悲しいことです。しかしアダム流のおバカなノンストップの笑いと、その中にさりげなく隠された優しいメッセージは仕事の後に見て疲れを癒すのにまさに最適!(たぶん)なぜならこのバカバカしすぎるアダム・サンドラーの二役、しかも片方は女装というトンデモない映画の中には、大人になって失われてしまった大切なものを思い出させてくれる、深い優しさがあるのです。
有能な仕事人間のジャックと、素直すぎて周囲をふりまわすジル。正反対の二人は双子だけど今は年に一度会うだけで、ジャックはハチャメチャなジルを迷惑がっている……だけどまさかのアル・パチーノ(本人役)がジルに一目ぼれしたことをきっかけに、ジャックはジルが自分にとって無条件にかけがえのない存在だと気づかされます。どこまでもおバカな笑いの連続の中に隠されたアダムの優しいメッセージは、まさに厄介だけど大切なジルの変わらない純粋さと重なります。


『ジャックとジル(原題:Jack And Jill)』
2011年 アメリカ
出演:アダム・サンドラー(兼脚本・製作)、ケイティ・ホームズ、アル・パチーノ、アレン・コヴァート、エウヘニオ・デルベス 他


あらすじ:
ホリデイ・シーズンだというのに有能な広告マンのジャック(アダム・サンドラー)は厄介ごとを抱えていた。それは
年に一度の感謝祭にやってくる双子の妹ジル(アダム・サンドラー、二役)の存在。双子で子供のころは互いに通じ合っていたとはいえ、大人になってからは正反対の二人。社会的に成功した現実的な大人のジャックに対し、NYのブロングスの実家にとどまったジルはよく言えば世間ずれしていない純粋な、しかし周りを気にせず破天荒にふるまうメチャクチャな性格。ジャックにとってそんなジルは悩みの種であり、いつも彼女の振る舞いに我慢できずつい喧嘩してしまう。しかしジルのほうは変わらずジャックが大好きで、彼の妻のエリン(ケイティ・ホームズ)と二人の子供たちともも仲良しなので、エリンは彼女を邪険にするジャックをたしなめるのだった。
たった2,3日の辛抱、と思いジルのしたいようにさせていたジャックだったが、ジルは母が死んで誰もいない家に帰りたがらず、ハヌカ(ユダヤの年末の祭り)まで居座ることに。大暴れのジルに頭を抱えるジャックにはもう一つ難題が。それはあのアル・パチーノ(アル・パチーノ本人)をCMに起用しなければならないこと。彼との交渉のために、デートに失敗し傷心のジルを連れてバスケ観戦に向かうジャック。ちょうどそのころ演技にのめりこみすぎて自分が見えなくなっていたアル・パチーノは、飾らないジルの姿に一目ぼれしてしまう。ジャックはジルを利用してCMの契約ができると踏むが……

『アデルの恋の物語(L'Histoire D'Adele H.)』

Posted by arnoldkillshot on 25.2012 映画タイトル:あ行 0 comments 0 trackback
恋は盲目――目をつぶすほど激しい、本当にあった愛の道。

『アデルの恋の物語(L'Histoire D'Adele H.)』
1975年 フランス
監督:フランソワ・トリュフォー
出演:イザベル・アジャーニ、ブルース・ロビンソン 他

あらすじ:
ビクトル・ユゴーの次女アデル(イザベル・アジャーニ)はイギリスの軍人ピンソン中尉(ブルース・ロビンソン)への恋に憑りつかれ、一人家を出てミス・ルーリーという偽名を使い、彼の駐屯する北米のハリファックスへと渡る。ピンソンを求めて後を追ったり手紙を渡したりするアデルだったが、彼の心はすでに彼女になく、他の女性たちとの関係を楽しんでいた。しかしあまりにも激しい愛に駆られるアデルは彼を追い続け、金や女たちとの関係を取引に持ち込んだり、両親には結婚したと嘘をついたり、結婚相手に嘘を吹き込んだり……次第に彼女の精神はバランスを失っていく。そんなアデルを遠ざけるためピンソンはハリファックスを離れ、さらにアデルのもとに母が亡くなったという知らせが届き…

『リトル・ニッキー(原題:Little Nicky)』

Posted by arnoldkillshot on 20.2012 映画タイトル:ら行 0 comments 0 trackback
あんまり誰も期待していないであろうアダム・サンドラーの『ジャックとジル』ですが、アダムのファンの私は非常に楽しみです。そんなわけで公開前にテンションを上げるべくアダムの『リトル・ニッキー』を鑑賞。心優しいサタンの息子ニッキーがパパサタンを助けるべくNYで悪魔パワーを解放し、兄たちのたくらみを止めようと奮闘します。バカバカしいギャグの連続と意外すぎる豪華キャストに終始笑いっぱなしのおバカ映画ですが、弱弱しいダメ悪魔ニッキーが一生懸命頑張る姿には心を打たれます。弱くても優しい心で頑張るニッキーを応援する気持ち、それこそアダム・サンドラーがこの映画を通して伝えたかったことなのかもしれません。弱くても優しくてもダメじゃないんだ!そんな優しさがあるから、どんなにおバカでもアダムの映画はやめられません。

『リトル・ニッキー(原題:Little Nicky)』
2000年 アメリカ
監督:スティーヴン・ブリル
出演:アダム・サンドラー、パトリシア・アークエット、ハーヴェイ・カイテル、リス・エヴァンス、トム・タイニー・リスター・Jr、アレン・コヴァート 他

あらすじ:
地獄のサタンの末っ子ニッキー(アダム・サンドラー)はその心優しい性格から、冷酷なエイドリアン(リス・エヴァンス)と乱暴者のカシアス(トム・タイニ・リスター・Jr)の二人の兄からいじめられていたが、父であるサタン(ハーヴェイ・カイテル)には可愛がられていた。地獄ではサタンの引退に伴い後継者を決める日が来たが、息子たちは後継者にふさわしくないと考えサタン自身がもう1万年治めることに決めた。納得がいかない兄たちは地上に自分たちの地獄を作ろうとニューヨークへ飛び出し、地獄の入り口である業火を凍らせて魂が下りてこられないようにしてしまった。地獄に魂がなくてはサタンの体は崩壊してしまう。ニッキーは父を救い二人の兄を地獄に連れ戻すため、はじめて自分の部屋から外に出てニューヨークにやってくるのだった……
しゃべる悪魔のブルドック・ビーフィの助けを借りて兄を探すニッキーだったが、慣れない地上で何度も死んだり失敗してばかり。一方兄たちは人間の体に乗り移って地上を混乱させていた。ニッキーはルームメイトの俳優トッド(アレン・コヴァート)やロックファンの悪魔崇拝者ジョンとピーターと仲良くなったり、そして地味だが純粋な心を持つ女性のヴァレリー(パトリシア・アークエット)に恋に落ちたりしながら、兄に打ち勝つために悪のパワーを鍛えていく。単細胞なカシアスはなんとか捕まえたものの、強くて頭もいいエイドリアンにニッキーは勝てるのか・・・!?

『パーフェクト・センス(原題:Perfect Sense)』

Posted by arnoldkillshot on 19.2012 映画タイトル:は行 0 comments 0 trackback
2012年の映画初めはこちらの『パーフェクト・センス』。伝染病ものというと絶望的なパニック映画のイメージがありますが、この作品では反対に五感が失われていく奇病の中で、絶望するでも希望を抱くでもなく変わらない日常を生きる人々の姿が静かに描かれます。当たり前に感じられていた感覚がなくなっていくという恐ろしい状況でこそ、人々が求めるのは今までと同じ日常のかけがえのない感覚――それは人を絶望に閉ざすことのない愛という感覚が心にあるから。生きている感覚が失われるという恐るべき状況を描いているのにもかかわらず、命の感覚に満ち溢れた映画です。
感想は結末部分にまで触れているので、ネタバレが嫌な方は恐れ入りますがご遠慮ください。

『パーフェクト・センス(原題:Perfect Sense)』
2011年 イギリス
監督:デヴィッド・マッケンジー
出演:ユアン・マクレガー、エヴァ・グリーン 他

あらすじ:
感染症の学者スーザン(エヴァ・グリーン)は奇妙な症状を発症した患者に出会う――突然理由もなく悲しみに襲われ、そのあと嗅覚を失ったのだった。同じ症状が世界中で確認されているにもかかわらず、"SOS"と名付けられたそれは伝染病とはみなされなかった。そんな中で彼女は近所のレストランのシェフ・マイケル(ユアン・マクレガー)と出会う。彼のレストランに招かれたスーザンは、突然父のことを思い出し涙を流す。悲しみに暮れる彼女を家まで送り届けベッドで寄り添うマイケルだったが、彼もまた突然悲しみを覚える。そして目覚めたとき、二人の嗅覚は消えていた。
嗅覚がなくなった後も人々は食事をし、働き、日常に戻っていった――スーザンとマイケルもまた変わらない日常の中で距離を縮めていく。しかしSOSの第2症状が現れ始める……今度は突然の不安に駆られたあと猛烈な飢餓感に訪れ、その後味覚が消えるのだった。この影響でマイケルのレストランは危機に陥るかに見えたが、人々は残りの感覚で食事を楽しみ、またも味覚消失は過去のものとなるのだった。スーザンたちも味覚消失のあとも変わらず愛を育み、互いの秘密を打ち明け合う。だがさらなるSOSの症状が世界を襲い、人々は激しい怒りに駆られた後聴覚を失った。第3症状を発症した人々は隔離されるが、やがてマイケルにも同じ症状があらわれ……

『エース・ベンチュラ(原題:Ace Bentura Pet Detective)』

Posted by arnoldkillshot on 16.2012 映画タイトル:あ行 0 comments 0 trackback
ジム・キャリーの初主演作品『エース・ベンチュラ』、そこには最初から最後までノンストップでジム・キャリーの笑いの要素すべてが展開されます。存在そのものが面白すぎるジム・キャリーはもう誰にも止められない!暴走して止まらないジム・キャリーというと『ケーブルガイ』と『バットマン・フォーエバー』が思い出されますが、それは脇役だからちょうどいい濃さなのであって、それを主人公でやるともう、やりすぎ。そのあまりの激しさに彼のヒューマンドラマ的な要素が好きな人は引いてしまうかもしれませんが、我らがヒーロー、エース・ベンチュラのおバカな振る舞いの中に隠された優しさは、それ以降続いていく彼の作品に通じる繊細さの原点なのでしょう……たぶん。


『エース・ベンチュラ(原題:Ace Bentura Pet Detective)』
監督:トム・シャドヤック
出演:ジム・キャリー、コートニー・コックス、ショーン・ヤング、ウド・キアー 他

あらすじ:
エース・ベンチュラ(ジム・キャリー)は動物をこよなく愛するペット探偵。無謀すぎる捜査と意外にもサエた頭脳で事件を解決する腕のいいペット探偵だが、人間の事件は引き受けないため、アインホーン警部(ショーン・ヤング)をはじめとする警察からは馬鹿にされ迷惑がられている。ある日アメフトのマイアミ・ドルフィンズのマスコットであるイルカのスノーフレークが何者かに誘拐され、チームのパブリシストであるメリッサはエースに捜査を依頼する。現場に残されたスーパーボウルの記念リングを手がかりに捜査を進めるが謎は深まるばかり、さらに人間の犠牲者が……はたしてエースはイルカを見つけ出し事件を解決できるのか?

『サイモン・バーチ』(原題:Simon Birch)

Posted by arnoldkillshot on 13.2012 映画タイトル:さ行 0 comments 0 trackback
信仰と聞くと、日本人にはあまり縁のないもののように思われます。しかし信仰の本質は普遍的な、生きることに意味を持たせる信じる心です。それを教えてくれるのがサイモン・バーチという身長96㎝の小さな小さな12歳の少年。自分がこんなに小さな体で生まれてきたのは神様の計画だ――彼はそう信じ、自分にしかできない使命を与えられる日を待ちながら、親友ジョーと何気ない毎日を生きています。自分がほかでもない自分として生まれてきたことの意味――それはまだ分からなくても、そこには必ず理由がある……そんな誰もが忘れてしまう大切なことを信じ続けたサイモン・バーチは、些細な日常にも受け入れがたい不条理にも確かに意味があること、何より自分が自分として存在していることにはかけがえのない理由があるのだと教えてくれます。そして映画を見る私たちにとっては、それこそサイモン・バーチにしかできないことだと感じるのです。

『サイモン・バーチ』(原題:Simon Birch)
1999年 アメリカ
監督:マーク・スティーブ・ジョンソン
原作:ジョン・アーヴィング『オウエンのために祈りを』
出演:イアン・マイケル・スミス、ジョセフ・マッゼロ、アシュレイ・ジャド、オリヴァー・プラット、デヴィッド・ストラザーン、ジム・キャリー 他

あらすじ:
生まれた時からとても小さく、12歳になった今も身長96cmしかないサイモン・バーチ(イアン・マイケル・スミス)。小さく不自由な体とその小生意気な態度で親からは見放され周りからは問題児扱いされていたが、私生児として父を知らずに育った親友のジョー(ジョセフ・マッゼロ)とその美しい母レベッカ(アシュレイ・ジャド)には大切に思われていた。
サイモンには独自の信仰があった――自分がこんなに小さい体で生まれてきたのは神様の計画であり、いつか"神様の道具"として人々を救う使命があるのだと。しかしそんな彼の信仰を本気に取るものはおらず、むしろ教会の俗っぽいやり方に反対する彼にラッセル神父(デヴィッド・ストラザーン)や日曜学校のリーヴィ先生は手を焼いている。
ある日レベッカが家に新しい恋人ベン(オリヴァー・プラット)を連れてくるが、ジョーは彼の風変わりで気さくな人柄に惹かれつつも心を許せない。しかし野球の試合でサイモンの球がレベッカに偶然当たり命を落としてしまい、ジョーの本当の父親は分らないままに。そこでサイモンとジョーは、レベッカの命を奪ったボールを持ち去ったのが本当の父親だと信じ、ボールを手掛かりにジョーの父親探しを始める…


2011年の映画ベスト5

Posted by arnoldkillshot on 01.2012 映画 0 comments 0 trackback
今年(これを書いている途中でもう今年じゃなくなった…)2011年に劇場公開された映画の中で個人的ベストを決めてみようと思います。
基本的に映画を選ぶ時点でかなり好みの作品に限定しているので、ワーストは特になしです。

1、Mr.Nobody
2009年ごろ海外の予告編が出たころから心待ちにしていた映画、ついに今年公開されました。映像も作品のメッセージも登場人物の心情も、すべてが美しい。人生の中の数々の選択肢が人生を大きく変えてしまう。選んだ道、選ばなかった道…その全ての可能性が大切で愛おしい、どれか一つを選ぶなんてできなくなるほどに。カオスな可能性の宇宙の中でまっすぐに続く自分の道を選ばなくてはならないことには喜びも苦しみも必ずあるけれど、何より生きるということ、その中で出会うすべてが大切に思える、素晴らしい映画でした。世界観に何度でも浸りたくなる映画です。


2、プロジェクト・ニム
こちらはイギリスで先に鑑賞した作品なのですが、日本でも東京国際映画祭でやったようなので今年公開に入れてもいいかな…と思い、ベストの中に入れました。チンパンジーはことばを通じて社会化されうるか?70年代に行われた実験"プロジェクト・ニム"。その実験で選ばれたチンパンジー・ニムの数奇な運命を、彼にかかわった人たちのインタビューから辿っていくドキュメンタリーです。生まれた時から人間と同じよう育てられ、自然の本能と人間の社会性の中で揺れ動き、その特別な存在ゆえに翻弄されるニムの姿は、人間社会でも「私」としての独自性と「社会」の全体性の中で葛藤を生じる人々の姿と重なります。それでも「ことば」を通じて人間とのつながりを求め続けたニムの姿に、心を動かされずにはいられませんでした。全国公開は2012年になるでしょうか?ぜひ多くの人に見てほしい映画です。


3、名前のない少年、脚のない少女
生と死の境界で揺れ動く少年の心を全体的に儚く切ない雰囲気で描いたブラジルの作品。『エレファント』などのガス・ヴァン・サント作品とよく似た繊細な雰囲気がとてもよかったです。ボブ・ディランを愛する少年と、恋人との心中を図り死んでしまった少女。彼女が死んだ後も彼女がウェブにアップした写真やビデオは残り続け、少年はそこにある彼女の世界観によりどころを感じる……親、友達、社会、世界と自分が葛藤する中、いちばん自分に近いと感じる存在が、絶対に手の届かないものだとしたら、この思いはどうすればいい?そんな孤独で切ない少年の思いに、観る側も心が締め付けられます。音楽のセンスも抜群だし、作中のビデオ(少女役のトゥアネ・エジェルスが実際に撮影したもの)の儚げな美しさも素晴らしいです。


4、ツリー・オブ・ライフ
恥ずかしながらテレンス・マリック初体験、圧倒的な映像美に見事にノックアウトされました。特に"光"のリアルな美しさは、まるでフレームの中の風景を肉眼で見ているかのようでした。一人の命、その元となる父と母の命。その命の連鎖はいったいどこから始まり、どこへ行くのか?命とはどのように受け継がれ、いまという時に何を託してきたのか?その問いを解き明かすように宇宙のはじまりからアメリカの50年代の家族の姿まで続く魂の絆を描いた作品です。『Mr.Nobody』は<人生>についてでしたが、こちらは<命>そのものについての哲学的考察だと言えるでしょう。壮大な物語の中に描かれる、私たちと宇宙すべての命との絆。その命の連鎖の中に自分自身も含まれていることに気づかされ、当たり前のようなこの<命>という存在の計り知れない大切さを感じました。


5、ブラック・スワン
何度も言われてきた台詞でしょうが、何よりもナタリー・ポートマンが凄い。プレッシャーから自分の"影"に脅かされ、取り込まれそうになるヒロインを見事に演じていました。対照的なミラ・クニスの小悪魔的な可愛さも素敵でした。ダーレン・アロノフスキー監督のあの神経をヒリヒリ焼きつけられるような作風も大好きなのですが、それに加えてユングの心理学が好きなので彼の"超越機能"の理論を映画化したかのようなストーリーにはとても惹きつけられました。変化に怯えながらも徐々に変貌していくヒロインの姿に、私も多くを学んだ気がします。


番外:ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ
まだ日本では公開されていないのですが、この作品も含めたら1位か2位に入ると思います。イギリスの有名なスパイ小説の映画化で、ゲイリー・オールドマンを始めコリン・ファースやジョン・ハートなどイギリスの名優が勢ぞろいした作品ですが、何より私が注目したのはこれが私の生涯のベスト映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のトーマス・アルフレッドソン監督の英語作品デビューだったから。老練のスパイたちの物語なのですが、その中にも『ぼくのエリ』と共通するような"特別な絆"という要素があって、渋いハードボイルドな雰囲気の中にも不思議な透明感を感じました。過酷な任務や拷問というスパイの世界を共有する者同士の絆、それが裏切り者を探すという任務によって暴かなくてはならなくなる……ただのスパイ映画にはないそれぞれの人物の繊細な感情やどことなく切ない雰囲気が素晴らしかったです。早く日本公開決まるといいな。
  

プロフィール

arnoldkillshot

Author:arnoldkillshot
ブログの説明:
私Arnold Killshotが好きな映画、音楽、本について紹介していくブログです。
主なコンテンツは
①劇場・DVDで観賞した映画のレビュー(主に洋画、ホラー映画)
②洋楽の歌詞の翻訳とビデオの紹介
③読んだ本の紹介
④海外記事の翻訳(新旧問わず、インタビュー記事など)
などです。コンテンツは徐々に増えていくかもしれません。

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