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『プロジェクト・ニム(原題:Project Nim)』

Posted by arnoldkillshot on 19.2011 映画タイトル:は行 0 comments 0 trackback
日本で公開するか分かりませんが、イギリスでは今週から公開で、予告編にとても惹かれたので観てきました、『Project Nim』。
1970年代に行われたチンパンジーを人間として育てる実験プロジェクト・ニム、その被験者であり手話で人間の言葉を理解できたチンパンジー・ニムの残酷で数奇な運命を、関係者のインタビューから探るドキュメンタリーです。


『Project Nim』
2011年 イギリス・アメリカ
監督:ジェームズ・マーシュ

あらすじ:
1973年、コロンビア大学の心理学者ハーバート・テラス教授のもと、チンパンジーを人間として育てる実験が始まる。ニムと名付けられた生まれたばかりのチンパンジーはステファニー・ラファージの家族に預けられ、手話をコミュニケーションの手段として人間と会話することができるようになる。おむつをして服を着、タバコやドラッグまで吸うなど、まったく人間と同じように育てられたニムだったが、ヒッピーのような彼らの暮らしを見かねた研究チームは、自分たちでニムの教育を行うことを決意し、オクラホマの広い庭のある家でニムと暮らす。自由な世界で奔放に遊びながら数々のことばを覚えていくニムだったが、成長するにつれて力が強くなり手に負えなくなっていく…。
研究チームの一員に大けがをさせたニムは彼が生まれたオクラホマのチンパンジーの施設に送り返される。自分以外のチンパンジー、檻の中の暮らし…今までの環境とまったく異なる世界でニムは苦しむが、施設の世話係ボブを遊び相手にその環境にも馴染み、子どもをもうける。
しかし施設の経営が苦しくなり、ニムを含むチンパンジーは生体実験の施設に売り飛ばされてしまう…手に負えない他のチンパンジーとは違い人間とコミュニケーションがとれるニムは、皮肉にも格好の実験材料だった。自由を奪われ実験に使われる痛々しい彼の姿を見かねた弁護士はニムを救おうとし、虐待された動物のための牧場に送られる。しかしそこではチンパンジーはニム一人だけ…社会的動物であるチンパンジーには孤独は耐えがたかった。広い檻の中、絶望的な孤独の中で行き場のない感情を募らせるニム。しかしその10年後、再びボブがニムを訪れ…

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『空飛ぶペンギン(原題:Mr.Popper's Penguins)』

Posted by arnoldkillshot on 14.2011 映画タイトル:さ行 0 comments 0 trackback
一足先に見てきました、ジム・キャリーの新作『Mr.Popper's Penguins』。
聞き取れないところもあったので見落としているところもあるかもしれませんが、ご容赦ください。

『空飛ぶペンギン(原題:Mr.Popper's Penguins)』
監督:マーク・ウォーターズ
原作:リチャード・アトウォーター『ポッパーさんとペンギン・ファミリー』
出演:ジム・キャリー、カーラ・グギノ、クラーク・グレッグ 他

あらすじ:
幼いころ、冒険家だった父親と離れ離れで育って以来、人と距離を取り続けてきたポッパーさん(ジム・キャリー)は、ニューヨークでやり手の不動産業者として活躍していた。離婚した妻アマンダ(カーラ・グギノ)やジェニーとビリーの二人の子供たちとは毎週末に会っていたが、反抗期のジェニーは父親を鬱陶しがっていた。そんなときポッパーさんの父親が亡くなったという知らせが届く。長らく会っていなかった父の死をあっけなく受け止める彼だったが、そこに父からの形見が届く…それは何と生きたペンギンだった!
ペンギンを厄介払いしようとするポッパーさんだったが、さらにまた5羽のペンギンが届く。総勢6羽のペンギンに悪戦苦闘するポッパー氏だったが、子どもたちの喜びようを見てなんとかペンギンたちとやっていこうと決意する。ペンギン第1号で活発なキャプテン(Captain)、ひときわうるさいラウディ(Loudy)、オナラばかりするスティンキー(Stinky)、なんでも口ばしで噛みつくバイティ(Bitey)、人懐っこいラヴィー(Lovey)、鈍くさいニムロッド(Nimrod)――個性豊かなペンギンたちは雪をいっぱい敷き詰めた部屋で遊びまわり、そしてぎこちなかった家族の心もペンギンたちを通して一つになっていく。そんな家族の心を反映するように、ペンギンたちはやがて卵を生む…しかしそんなペンギンたちを動物園警察のジョーンズ(クラーク・グレッグ)がつけ狙い、また富豪のヴァン・ガンディ夫人をとの契約に手をこまねいている上司たちもポッパーさんの異変に気付き…。



エミリー・ブロンテ『嵐が丘(Wuthering Heights)』(鴻巣友季子・訳 新潮文庫)

Posted by arnoldkillshot on 08.2011 本の紹介 4 comments 0 trackback
エミリー・ブロンテ『嵐が丘(原題:Wuthering Heights)』を紹介します。
風の吹きすさぶヨークシャーに立つ<嵐が丘>と<鶫の辻>の屋敷にまつわる物語を、使用人だったネリー(エレン)が鶫の辻の間借り人ロックウッドに語ります。
アーンショウ家が住んでいた嵐が丘に、ある日一家の主人がヒースクリフと名付けられた拾い子を連れてきます。妹キャサリンとヒースクリフはかけがえのない絆で結ばれますが、兄ヒンドリーはヒースクリフを憎み、父亡き後彼をみすぼらしい姿にして虐待します。一方年頃の令嬢になったキャサリンは鶫の辻に住むリントン家の息子で、交流のあったエドガーとの縁談が決まり、それを知ったヒースクリフは姿を消します。そしてリントン夫人となったキャサリンの元に再びヒースクリフが帰ってきます、莫大な富と復讐に燃える心を抱えて…

あまりにも有名な“恋愛小説”ですが、『嵐が丘』のテーマはより内面的で、根本的な人生の葛藤についての物語だと感じました。私が読み取ったテーマは<心と身体の分裂>、あるいは<内向性と外向性の葛藤>です。
ヒースクリフとキャサリンの一心同体とも言える愛は、後に問題になる身分の差や社会的しきたりを越えた幼年時代的なもので、子ども特有の純粋無垢な愛です。しかし二人が大人になり、身寄りのないヒースクリフは使用人に落とされ、名家の令嬢であるキャサリンには社会が待っています。ここで二人でひとつだった心と身体が分裂します。キャサリンがヒースクリフに対して無神経なまでにリントン家との交流やレディとしての振舞いを軽やかに楽しんでいる姿は、感情移入が難しい点ですが、それもそのはずでその時のキャサリンには心がないのです。キャサリンの心はヒースクリフの魂にあり、ヒースクリフの社会的な肉体は奪われキャサリンだけが社会に羽ばたいていきます。けれどキャサリンとヒースクリフの完璧な愛は二人を取り巻く社会がなかったころの幼く純粋な愛であり、それに身をささげることは純粋なままで内にとどまっている心(ヒースクリフ)を救うことになっても外の社会に生きる身体(キャサリン)を貶めることになります。そして良家リントン家の子息エドガーとの結婚というかたちで心に対する身体の裏切りが決定的になった時、キャサリンの心たるヒースクリフは姿を消すのです。
しかし心を殺すことはできません――ヒースクリフは復讐に燃えて帰ってきます。今度のヒースクリフは身体すなわち権力を手にしており、心のない身体として生きるアーンショウ家・リントン家の人々を圧倒するエネルギーを蓄えているわけです。ヒースクリフの復讐が着々と進んでいく一方、キャサリンは心身ともに弱っていきます。心(ヒースクリフ)の発する凄まじいエネルギーにキャサリンの身体は耐えられなかったのです。弱っていく中でキャサリンは、何もかも統一され分裂も矛盾もなかった幼年時代に想いを馳せます――心を隠し身分相応にふるまわなくてはならない大人の社会を捨て去って、かつての二人の愛の完璧で純粋な、そしてこの世には存在しえない高みを求めます。
*********
……「なんたってうんざりするのは、この崩れかけた肉体という牢屋よ。ここに閉じ込められているのには、ほとほと嫌気がさしたわ。あの輝かしい世界に早く逃げこんで、ずっとそこにいたいの。涙でかすむ向こうにぼんやり見るだけじゃいや、うずく心臓の壁越しに焦がれているだけじゃいやなの。現実にそこに行って、そのなかにいたいのよ。ネリー、おまえはわたしより丈夫で恵まれていると思っているんでしょ。健康そのもので元気いっぱい。わたしをかわいそうに思ってる。でも、じきにそれも逆転するわよ。わたしがおまえを気の毒がるようになるんだから。おまえたちみんなとは比べようもないほど、うんと高くに、うんと上の世界に行くんだもの。……」
*********
一方ヒースクリフは、今になって幼い思いを振り返るキャサリンに本心をぶつけます。彼の言葉は彼女の心の声、身体に裏切られた心の叫びでもあります。
*********
……「いまになって教えてくれようというのか――おまえがどれほど心なく不実だったかを。なぜ俺をないがしろにした?なぜおまえ自身の心を裏切ったりしたんだ、キャシー?なぐさめの言葉などかけられん――当然の報いじゃないか。おまえは自分で自分を殺したんだ。ああ、キスしたければしろ、泣きたければ泣け。そうして俺のキスと涙をしぼりとればいい。俺のキスと涙でおまえは枯れはてて――呪われていくんだ。俺を愛していたくせに、どんな権利があってすてた?どんな権利があって――答えてくれ――リントンにつまらん夢を抱いたからか?貧しさも、屈辱も、死も、神とサタンがあたえうるなにをもってしても、ふたりの仲を引き裂くことはできなかったはずなんだ、なら、おまえが好きこのんでやったんだろう。おまえの心を傷つけたのは俺じゃないぞ、おまえが自分で勝手に傷つけたんだ。そうして自分が傷つくことで俺の心も傷つけた。俺は強いぶんだけきつい思いをさせられたよ。生きていたいかって?どんな生活があるというんだ?もしおまえに万一のことが――おお、神よ、おまえなら自分の魂を墓に埋めても生き長らえたいと思うか?」
*********
その後の章でヒースクリフ自身が言うように、「自分の命なしには生きていけない!自分の魂なしに生きていけるわけがないんだ!」ということを、互いに知っていたのに、社会というしがらみが一つの魂から心と体を分裂させてしまったということ、それが『嵐が丘』の悲劇です。キャサリンとヒースクリフの愛は根本的かつ純粋で、しかも男女の愛というよりも二つの魂を一つにするような魂の共鳴です。反対にキャサリンとエドガー、ヒースクリフとイザベラの結婚による男女の愛はマイナスの方向に進み、子どもをもうけることすら悲しみと憎悪に結びついています。これは『嵐が丘』が恋愛小説と見なされることとは裏腹に、実は『嵐が丘』は性嫌悪、非恋愛的な物語であるということの証明だと思います。
かなわない純粋な愛と社会的な男女の愛の不毛さ――ヒースクリフが生きていったのは、分裂された心と身体が再び出会うという希望を心の底で持ち続けていたからなのでしょう――それは次の世代、キャサリンの娘キャサリン・リントンとヒンドリーの息子でヒースクリフによって粗野な青年に育てられたヘアトンに託されます。

『嵐が丘』が人の心を打つのは、キャサリンとヒースクリフの激しい愛のかたちだけではなく、実は二人の愛がすべての人々のうちで眠る魂の呼び声に他ならないからだと思います。

最後に、前に紹介したKate Bushの"Wuthering Heights(邦題『嵐が丘』)"と1992年の映画化作品を合わせたミュージックビデオを見つけたので紹介します。

こちらはニューバージョンのボーカルです(こちらの方が歌がうまいので…)。映画のほうはジュリエット・ビノシュ=キャサリン、レイフ・ファインズ=ヒースクリフです。映画の評判はあまりよくないみたいで、やはり1939年のローレンス・オリヴィエ版の方が有名ですが、こちらの映画はやはりカラーだし映像もきれいなので小説の情景にはまっているかと思い選びました。

Syd Barrett-Opel

Posted by arnoldkillshot on 03.2011 洋楽歌詞和訳 0 comments 0 trackback
Syd Barrettの'Opel'を紹介します。元の歌詞はこちらから。

Syd Barrett-Opel

On a distant shore, miles from land
陸地から何マイルも離れた岸に

stands the ebony totem in ebony sand
黒檀の砂の中に黒檀の像がありましたとさ

a dream in a mist of gray...
くすんだ霧の中の夢…

on a far distant shore...
遠い遠い岸に…


The pebble that stood alone
ぽつんと置かれた小石と

and driftwood lies half buried
流木が半分埋まって転がってる

warm shallow waters sweep shells
暖かな浅瀬が貝を飲みこんで

so the cockles shine...
二枚の貝がらが輝く…


A bare winding carcass, stark
曲がりくねった裸のサボテンが

shimmers as flies scoop up meat, an empty way...
ハエたちに食べられて震え からっぽになる…

dry tears...
乾いた涙…

crisp flax squeaks tall reeds make a circle of gray in a summer way,
乾いた亜麻が悲鳴を上げ 背の高い葦が夏の日のように

around man stood on ground...
佇む一人の男のまわりに灰色の輪を作る…


I'm trying
ぼくはもがいている

I'm trying to find you!
きみを探し出そうとして!

To find you
きみを見つけるために

I'm living, I'm giving,
ぼくは生きている、ぼくは捧げつづける

To find you, To find you,
きみを見つけるために きみを見つけるために

I'm living, I'm living,
ぼくは生きている、生きているんだ

I'm trying, I'm giving
もがきながら、捧げつづけている



  

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私Arnold Killshotが好きな映画、音楽、本について紹介していくブログです。
主なコンテンツは
①劇場・DVDで観賞した映画のレビュー(主に洋画、ホラー映画)
②洋楽の歌詞の翻訳とビデオの紹介
③読んだ本の紹介
④海外記事の翻訳(新旧問わず、インタビュー記事など)
などです。コンテンツは徐々に増えていくかもしれません。

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